すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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長いこと留守にしていました
7泊8日の旅から今日のお昼に帰ってきました。

浜松祭りの見学をして翌日は春日部市の庄和の凧揚げに行きました。

浜松祭りの写真は少ないのですが少し撮って来ましたので
後日UPしたいと思っています。

それと5日の庄和町は風がないばかりか小雨まで降って来て
傘をさして大凧の飛翔を見ていたのですが少し元気がない100畳凧でした。

でもね
一寸だけ良いことがあったんです。

『すずめの学校』で日本の凧会賞を頂きました。


それから前の記事で頂いたコメントのお返事が遅れていますが
もうしばらくお待ちいただければ幸いです。

| 春日部(庄和町) | comments(4) | - | すずめ |
庄和町の100畳


昨年に続き今年も庄和の大凧に魅せられて行って来ました。

この凧の歴史は相当古くその昔(260年ほど前に)僧侶が巡拝の折に
養蚕の盛んなこの土地で養蚕の豊作占いとして凧を揚げて占ったらどうかと提案され翌年から凧を作り始めたと伝えられているそうです。
(この時は今ほどの大きさではなかったらしい)

現在の凧の大きさは縦15m 横11m 重さ800kgの威容を誇り
子ども達の出生・健康・幸福な成長を大自然に向かい
大空から祈念する信仰的な行事にもなっているそうです。

写真の上は出番を待つ大凧で
下は骨の太さが分かるかなと思って撮って見ました。

強度を保つために成人女性の腕くらいの太さの丸竹を筋交い骨にして組み立てられています。

縦横の竹は幅5センチ強の割り竹を2枚重ねて和紙で巻き骨にしています。

竹の交差している所から出ている糸目糸をまとめて有るのを見ると
まるで大蛇がくねっている様に見えました。

去年までは私たちは揚がっている凧の勇壮さを見たいと思い
かなり離れた場所から見ていましたが今年は一緒に凧を運ぶところから参加させてもらいました。

参加するには万が一事故にあった時のために届け出が必要でした。
そして決められた「ハッピ」若しくは「大凧保存会」と書いた
手ぬぐいを見えるように身に付けると言うものでした。

3日の午前中に一度揚がっているこの凧。
5日の本番では風が安定せず時折10mほどの風がある中
瞬時を捉えて飛翔しました。

しかしながらやはり凧と風との相性が合わなかったのか
しっかり静止することが出来ず降りてきてしまいました。

プロ・アマのカメラマンがその勇姿にシャッターを切っていましたが
私は揚げ手として参加しているので残念なことをしました。

この日は某公営放送の「お??ぃ日本」と言う番組のライブで
元関取の「舞の海」さんがこの凧を揚げていました。

私たちも内灘の10周年の大会で100畳凧を制作し揚げましたが
あの時は観客の安全の為に飛び回っていたので
この感動を味わうことが出来なかったけど今回は良い経験をさせて頂きました。
| 春日部(庄和町) | comments(0) | trackbacks(0) | |