すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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取材申し込み

最近は勧誘電話が多く私は上手く断ることが出来ないので家に電話が掛かると夫が出ることになっています。

夕飯も終わり寛いでいると一本の電話がかかりました。

 

なんかいつもと夫の応対の仕方が違うぞ・・・

 

もしかしたらこの時期だからまた干支の凧作りの取材か・・・・でも少し早いような気がするけど・・・・

 

そんな事を感じながら一方的な夫の言葉を聞いて「取材ならNO!」と伝えたいのだけど壁の方を向き私の方を向こうとしない夫。

 

言葉の前後から取材の申し込みであることはこれまでの勘で分かっていた私は電話が切れるのをじっと待っていました。

 

長かったぁ〜〜〜

 

やっと電話が切れてNHKからの取材申し込みであることを聞いたけど了解したとは言っていないような口ぶりだったけど
夫は了解をにおわすような言葉を言っていたらしい。

 

何故かと言うと「アナウンサーが明日打ち合わせに来るって」と言ったんですよ。夫は・・・・


そして翌16日に電話の主のアナウンサーが来ました。

 

夫から聞いていたのは”今年採用された新人アナウンサーだと言うことで第一印象は清楚を絵に描いたような女性でした。

 

これまでに一度も凧を作ったり・揚げたりしたことがないと言うので「取材の前に一枚作ってみると良い取材が出来ると思う」というと一つ返事でOKしてくれました。

 

そして19日の日曜日に作ることになりました。

 

あらかじめ描きたくなるようなイヌの絵を準備して彼女を待ちました。

 

今日が二回目なので最初打ち合わせに来た時とは少し違って少しリラックスしているように見受けられ私も世間話を織り交ぜて彼女の緊張を解くようにしました。

 

「どのイヌを描きたい?」と聞くと彼女は私が思っていた通りの絵をチョイスしました。

 

なんとそれは”可愛いペアのトイプードル”で実は私も描きたかった絵。

 

ふふふ・・・もしかしたら彼女と私は絵の感性が似てるんじゃないか?(んなわけないよな)

 

マジックで絵を描き終わり真剣な手つきでパレットに絵具を混ぜている様子をみて 初めて作る凧にどう取材するかという思いを感じさせる瞬間がありました。

黄色・茶色・黄土色・橙色そして少量の黒色を筆の先に付けて首を傾げて混ぜ具合を紙に塗って確認する慎重さ。

あぁ〜〜 私にはないなぁ・・・・と思ったりしながら塗っているのを見ていました。

 

     

彼女が描いたトイプードル。

 

         

 

夫が組み立てておいた骨に絵を描いた紙を貼りバックに赤の染料を入れ凧は完成しました。

 

過去に作った干支の凧を見たいと言うので私達が染料を入れている間に夫壁面に飾りつけました。

 

     


夫が竹を割り骨を作りますが 絵を描くのは苦手な私の役目で「干支の凧を作るのは今年でお終い 来年はもう作らない!」と毎年悪態をつきながら描いてきた年月。

 

あらためて見ると2000年から毎年18種類の絵を描いたんだなぁと思うと感慨深いものがありました。


実は今年は酉年。

 

夫は酉年なのに昨年は喧嘩の真っ最中で鬼妻の私は絵を描かないで『酉』と言う字を一字書き夫はそれに骨を貼り”字凧”を作りました。

 

12年後の酉年は生きているかどうかわかりませんがもし私が生きていたら酉の絵を描いた絵凧を作ろうかな・・・・・(考え中)

| 干支の凧 | comments(0) | - | すずめ |
バックに染料を入れました
いつもは組み立てる時は骨組みを張るのに両綿テープを使っていたのですが 今年は糊とボンドをミックスしたもので張りました。

理由はお猿さんの身体全体の毛の色の濃淡を出したくて(ぼかしたくて)水を多く塗りすぎて紙がその部分が縮んでしまい全体に皺が出来てしまい(縁の部分の紙がだぶってしまい)両面テープではその皺部分をカモフラージュ出来ないと思ったからです。

テープなら手先が汚れないできれいに紙が貼れると思ったので糊で貼るのが心配でしたが濡れタオルで指に付いた糊を拭きながら貼ったのできれいに仕上がりました。


組み立てが終わりバックに赤の染料を入れました。

       

「大入」の字の縁に染料を入れながらそこが乾かないうちに全体に染料を入れるのは一人では大変で この作業をしている時は暖房を消すくらいにしないと暖かいとすぐに染料が乾いて 次に塗った所がクッキリと跡が付き仕上がりが良くないので夫と私とで進み加減を見ながら染料を入れて行きました。

ここが一番気を付ける所で筆に染料を付け過ぎると滲んでしまうので何年やってもしんどい作業です。


さて明日は仕上げの作業で糸目糸を付けます。
 
| 干支の凧 | comments(4) | - | すずめ |
お猿さんに色を入れる
黄色・茶色系の染料を少しずつ絵の具を溶く皿に出し色を合わせました。

先ず色を入れる所に筆で水を塗り薄い色から順に濃い色を重ねて行き濃淡をつけました。

ぼかすと言う技術がないので毎年この色付けに筆が進まないのです。

1枚ずつ色を入れて仕上げてから次に行くか または5枚とも同時進行で同じ所に塗れば良いのではないかと思ったり にわか絵師の気持ちがフラフラしましたが1枚ずつ仕上げることに決めました。

そしてやっと一枚仕上がりました。と言っても顔を抜かした身体部分だけですが笑っちゃうくらい時間が掛かりました。

        

こうして5枚ですがお天気の良い日は菜園に行ったりでやっと絵を描き終わりました。

さて明日からは組み立て。

絵を描きながら「これで私のすることは終わり」と念仏を唱えるように心の中で言っていましたがやっぱり手伝いましたけどね。

  
| 干支の凧 | comments(2) | - | すずめ |
干支の凧(申)
2015年のカレンダーも12月を一枚残すだけとなりました。

いまに始まったわけではないのですがなんとなく気忙しく感じますがやはり我が家の恒例の来年の干支の凧の準備を始めました。

お猿さんと言えばその辺にいる猫や犬と違って動物園に行かなくてはお目にかかれない動物ですが 辰のように実際に見たことがない動物ではないのですがやはり絵心がないと言うのは悲しいもので ネットで探し自信はもてませんが何となく描けそうみたいなお猿さんが目に留まりました。

プリントしたのを見ながら紙に描いてみたり ガラス戸に張って写してみましたがやっぱり・・・・

それでこのお猿さんがモデルです

        

でも早々悩んでばかりもいられないのでガラステーブルの下に照明器具を置き

        

紙を置き下から光を当てて写すことにしました。
        


書いたら色を入れなきゃならないけど身体全体を覆っている毛の濃淡をどのように色を入れたら良いのだろう・・・・

写す前から私の嫌な性格が出てきて毎年のように溜め息ばっかり吐いて進みませんが折角物置から照明器具を出して来てくれた夫の気持ちを思うと心にもない言葉が出てきました
 
「こうして光を当てると描きやすいわ」 (本当は違うんですけどね)

「それなら良かった〜」と夫。

骨組みはとっくにできているし私が絵さえ描いて色を入れてくれれば後は一人でも出来る・・・・と思っているのでしょう。

本当に安心しまくり笑みさえ浮かべていましたわ・・・・


「今年は5枚しか作らない!」と宣言してあったので2日ほどで色も入れて組み立てる前まで終わりました。





 
| 干支の凧 | comments(2) | - | すずめ |
やっと晴れました
午前中はここ最近にないような晴れのお天気で今日しかないと思い先日作った来年の干支(羊)の凧を持って徳光海岸へ。

駐車場に車を停めて凧を下したけど全然風を感じなかったけど砂浜に降りて海の方を見たら風があると思ったんだけど海上に風があっても砂浜はやはり無風。

        

尻尾のついていない軽い凧を揚げようと試みたんだけど引いてくれないので少し風待ちをしようと思っていたら天に通じたかのように微風を感じて急いで糸を出した。

でも長くは続かなくて瞬間をとらえて必死でシャッターを押したんだけど糸は30メーターほど出たくらい。

        

絵を描いた凧は長い尻尾が付いているので揚がらないだろうと諦めかけていた所へラッキーな風が吹いてくれてこれも急いで写しました。

新しいカメラで慣れていないのでズーム機能が分からない+ピンボケでお恥ずかしいですが・・・・・

        

それならと夫が揚げながら写しました。

        

海上にはこんなに風が強く消波ブロックに波が当たり大きなしぶきを上げているのに何でこんな無風なの????
天気予報では28日(日)も晴れるそうだからその日に期待しようと帰って来ました。

寒かった〜〜〜〜

 
| 干支の凧 | comments(4) | - | すずめ |