すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
お問い合わせ
LINKS
PROFILE
RECOMMEND
OTHERS


03
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | スポンサードリンク |
35回世界の凧揚げは悪天候

空の方は薄曇りで時々大雨ではないけど

小雨が降る天候で悪コンディションの中での凧揚げでした。

開会式は本部前でこれまで見たことがない平面での開会式。

 

 

 

参加者が少ない割には国会議員さん関連の来賓が多く少々うんざり。

来賓の中で前内灘町長の岩本英雄さんのお話で

内灘町で大きな大会に導き尽力されたことを知っている私には

特に胸に響き頷きながら聞かせていただきました。

 

開会式が終わり岩本さんに直接ご挨拶に伺い

今年90歳になられたことをお聞きし

県内外に内灘の凧の大会を広めて下さったお礼を言って

益々お元気で・・・・とお話しさせていただきました。

 

その後自由凧揚げになり風も弱かったので

東日本大震災の”凧・絆凧プロジェクト”の慰霊の連凧を揚げることにしました。

2011年の大震災から毎年10枚ずつ連凧を繋ぎ

2021年の10年目で110枚となりました。

 

この慰霊の連凧を

”青森県”、”岩手県”、”宮城県”、”福島県”の津波被害にあわれた海岸で

慰霊の凧揚げをする目的で連凧を繋いできたのですが

昨年はコロナが終息せず今年こそはと思っていたのですが

家族から高齢で長距離の運転を止められあえなく断念しました。

 

なので今回 内灘でこの連凧を揚げて解体するつもりで揚げました。

             


連凧も風が無くなり降下したので降納しましたが

生憎小さい雨も降る中に揚げたので凧が砂まみれとなりました。

連凧の後にはリップストップ製の六角を揚げました。
この凧は軽くグングン上昇し100m位は糸が出ていたと思いますが

令和になって作った凧で令和と描いてあります。

 

製作中の令和の凧(2019年6月21日)

完成した令和の凧(2019年6月25日)



              

風も弱くなり降しましたが

リップストップは雨で濡れていましたがタオルで拭くとすぐに乾きました。
あいにくの天候で和紙で作った凧を揚げることができず

参加者は一度も揚げられず

雨と冷気で昼食を食べずに帰宅する参加者も出てきました。

12時半から12畳の大凧チャレンジをするので観戦し

揚がったのを見て帰宅しました。

 

30年以上凧を作っているのに今もタイペックなので裏は真っ白で残念!

                 
帰宅後 連凧をサンルームで竿にかけて乾燥させましたので

お天気の良い日に砂を払い連凧を解体する予定です。

 

| 内灘 | comments(0) | - | すずめ |
第35回内灘世界の凧の祭典の変化 

昨夜から降り出した雨が今朝はすっきりとまでは行かないけど空はどんより 

いつ降り出してもおかしくないような重い色。

 

7時半過ぎに家を出てすぐにポツポツと雨粒が車の窓に当たり

嫌だなぁ・・・・と思いながら会場に着くとこれまでになくひっそりとしていて

例年なら会場に入ってすぐに駐車券の確認をしていたのに今回はフリーパス。

 

コロナ禍で3年間も中止していた大会なので

かなりの参加者があると思っていたのに期待を裏切られました。

 

テントの中にはブルーシートが敷かれていたけど

開店休業状態で県外からの参加者も少なくひっそりと静まり返っていました。

 

会場の設営もこれまでとは格段に経費削減したのが見て取れました。

 

イベントステージカーがいなくて大会本部前での開会式になりました。

 

会場内に鳴り響いていたBGMも最低音量なので

参加者同士の会話にも不便がなくそれはそれで良かったのですが

やはり活気がないような設営に少し物足りなさを感じました。

 

主催者の 石川テレビの経費削減か?

 

テレビ撮影用のリフト車が設置されていませんでした。

 

スポーツカイトの大会が無くなり

子供たちの自由凧揚げ会場となっていたのは危険回避で良いと思いましたが
国内の大会で見られないような大きな珍しい凧を揚げてくれる外国からの

招待者がいないだけではなく日本の凧の会本部から誰も来ていないので

すごく寂しくコロナ禍が影響した結果かな?と思いました。

ただ参加者が少なく凧揚げエリアが広いのと

砂浜が海側に拡大していることとで凧揚げ会場が広くなり

凧揚げがしやすくなったのは揚げる側としては良かったですが

やはり活気のなさは否めませんでした。

県内外からの参加者の減少 は

やはりコロナ禍が影響しているのかな?とも思いましたが

来年からはこれまでの活気を少し取り戻した大会になって欲しいと思いました。

 

 

凧揚げの模様は次の記事で・・・・

 

| 内灘 | comments(0) | - | すずめ |
第29回世界の凧の祭典

昨日はしっとりと雨が降ったので砂を巻き上げるほどでもなく 風は多分8メーターくらいはあったと思うのですが強風用の凧を作っている私達にはとっても楽しい凧揚げ日和でした。

 

今年も以前から比べると県外からの参加者が少なく空が広く使えて長い尻尾・うなりが付いている婦くら雀でも余裕で揚げられるくらいでした。

     

     

 

私達は最初に婦くら雀の布団凧を揚げました。

     

持参した土嚢袋に砂を詰めアンカーにしましたがあっという間に土嚢袋ごと風で持って行かれ 急いで予備の土嚢袋に砂を詰め穴を掘って二つを埋めてアンカーにしたらやっと安定しました。

 

次に直径90センチの婦くら雀。

     

ラインに傘を通しビラまきをしました。

高齢のアマチュアカメラマンが数人でビラまきを撮りたいと言ってチャレンジしていましたが なかなかシャッターのタイミングが合わないとかで

 

 私     「撮れましたか?」

 

 カメラマン 「分からない・・・」

 

 私     「じゃ もう一度」

 

 カメラマン 「多分撮れてないわ」

 

 私   (立派なカメラなのに連写できないのかな?とは言えませんでしたが)

 

 親切な夫は 「撮れるまでまいてあげるよ」

 

10回以上お付き合いしてビラをまきました。
 

 

婦くら雀のコラボ。

     

陽射しもそんなに強くもないのだけど風が強くて少し疲れたので早めの昼食を摂りにテントへ行きましたがシートは砂でザラザラ。

 

フリカケを掛けたようにご飯の上に砂がくっついて口の中でジャリジャリと音がするので殆ど廃棄しました。

 

お腹が空いていても風さえあればご機嫌で一休みして金沢で明治の初め頃に揚がっていた扇子凧を揚げました。

     

今年は白山の開山1300年なのでこんな凧も作りました。

     

以前と比べると県外からの参加者も少なく揚がっている凧が少ないのでその分 空を思いっきり使えるので得をした気分にもなりましたがやっぱり空に凧が少ないと言うのは寂しいものでした。

 

 

例年と違っていたのは のと里山海道を閉鎖しての凧揚げは10時からだと思っていたのですが 今年は9時から閉鎖したので開会式前だったのですが凧を揚げても良いと放送があり テントの中で10時の凧揚げ開始を待っていた人はこんな粋な計らいにビックリしていました。

 

それと駐車場がこれまで止める場所が厳しく制限されていたのですが今年はすごく緩和され 駐車許可の紙があれば殆どフリーパス状態でこれにもびっくりしている人が何人もいました。

 

私はこれまでどれだけの人から大会の運営のことで聞きたくない不満話を聞いてきたか数えきれない・・・・

 

ただそれらを聞くだけでどこへも言う事が出来ない私も不満が一杯でした。

 

でも開催者側の理解でこれまでよりも緩和された点もあり 気持ちよく参加できるようになったと私は思っています。

 

閉会式の時に町長は

「来年は30周年なので今まで以上に大きく盛り上がる大会にしたい」と言うような趣旨のことを言っていましたのでこれまで参加されていた人で「内灘はちょっとなぁ・・・・」と言って参加されなくなった方は是非来年参加して下さいますようにお待ちしています。

 

 


 

 

 

 

 

| 内灘 | comments(0) | - | すずめ |
世界の凧の祭典 前夜祭
今年は北海道の猿払村の凧友が参加するとのことで私たちも前夜祭に参加しました。
        
朝の7時に車で猿払村を出発し7時間かけて千歳空港へ行き そこから富山空港まで飛行機 そしてそこからレンタカーで内灘町へ。

乗り換え時間を含め11時間の長旅にも90歳の前会長の疲れも感じさせないオーラに感服しました。

常々”趣味を持っている人は年齢を感じさせない人が多い”とは聞いているけど少し耳が遠いだけで同行の40代・60代の人にも負けないくらい元気で参加者に猿払村をアピール。
        
開会式は内灘町町長の歓迎のあいさつに始まり
        
次に茂出木会長
        
なぜか今年は県選出の衆参両議院議員も登壇し挨拶し 鏡割りにも・・・・
        
やっと挨拶を聞いて 夏には参議院選挙があるんだった・・・と思った私。

前夜祭は県外からの参加者が70数名と今年も少なく 一時の溢れんばかりの前夜祭を知っている私には何ともさみしい気持ちは否めないが会場内を見回すと町内の凧の会の参加者が相変わらず多く複雑。

料理も飲み物も十分だった
        
・・・・がアルコールを飲まない人はお腹を満たすような食べ物が不足しているという声が聞こえたので
”どんな物があったら良かったですか?”と聞いたら”オニギリとかサンドイッチみたいなものがあったら・・・・”と。

”握りずし”もあったけどあっという間に無くなっちゃったもんね。

今年は28回大会で再来年は30回大会なので盛大な大会にしたいと町長はあいさつで言っていたが主催者に参加者のこんな要望が届くと良いのだけど・・・・




        
| 内灘 | comments(2) | - | すずめ |
知らなかったわ〜〜
取材されていたんですねぇ・・・・

沢山のカメラマンの中にいらしたのは知りませんでした。

   http://ihoku.jp/ishikawa/uchinada/13603.html
 
| 内灘 | comments(2) | - | すずめ |