すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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東日本大震災から4年目。
仙台凧の会が発起人となり世界に呼びかけている「全国(世界)同時慰霊・復興えがおの凧揚げ」に賛同し今年も近くの海岸で凧を揚げて来ました。

海岸で揚げるので2月2日に国土交通省松任出張所へ行き許可願いをだしました。

これまではJKA通信でポスターが送られてきたのでそれをプリントアウトして書類に添付していましたがこの時点では届いていませんでしたな。

すると職員の方が

「毎年許可申請を出して頂いているので趣旨は理解していますので宜しいです」と言われました。

が数日前にJKA通信で送られては来ましたが出来たらもう少し早く届いてくれていたらなぁと思いました。


今日この凧揚げに賛同してくれたのは私たちが毎年凧作りで協力している金沢市内の学童保育の「げんきクラブ」。

天気予報では午後から風が強くなると言うことで午前中に揚げることにし指導員・親子で30数名が集まり みんなで東北の方に向かって一分間の黙祷をささげ一日も早い復興を願いました。

         

10時ごろには5~6メーターの北の風が吹き皆で凧を持ってスタンバイ。

   

頃合いを見て先頭凧の手を放すように合図すると桜の絵とメッセージを書いた100枚の連凧が少し強めの風に戸惑い 蛇行していましたが一気に空に向かって揚がって行きました。

   

皆がそれぞれに拍手をしその拍手とともに東北に願いが届いたと思います。

未だ桜が咲くには早い東北ですが皆が沢山の桜と気持ちをメッセージとして書いてくれていました。

      

      

      

      


子供たちの凧が安定しているのを見届けて私たちも今日の為に準備した凧を揚げました。

この凧は私たちが県外へ凧揚げに行く時に必ず揚げているメッセージを書いた垂れ幕凧。

10メーターの長いメッセージ凧なので弱い風じゃ揚がってくれないので様子を見ながら引き揚げましたがメッセージが見えないですね。

           

去年の4月に内灘の大会時に揚げた時の写真をご覧ください。

         

鎮魂

     

2011年の「絆」 2012年の「祈」 2013年「ニコニコマーク」 2014年「夢」 
そして今年は「友」を貼りつけた50枚の連凧

     

冬の日本海の荒波を空から眺めるように1時間近く揚がっていました。

今年が4年目ですが昨近のニュースではそれなりに復興はしているように見える所もあるけど多くの被災者の方々の未だ未だ復興とは程遠い暮らしぶりを伝えています。

子供の一人が

「原発で汚染された土が無くなりみんなが元気に外で遊べますように」と言っていた言葉が耳に残っています。

被災された方々の本当の復興が一日も早く訪れる事を願い手を合わせて帰って来ました。





 
| 2015 凧・絆プロジェクト | comments(2) | - | すずめ |