すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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テレビ中継 当日

午後3時ごろに取材スタッフが到着すると連絡があり こちらの準備はほぼ終わっていたので午前中に来年の干支の戌の凧の仮揚げに行ってきました。

 

             

 

この時季としては雨が降らなきゃまぁまぁのお天気で行った先は松任海浜公園。

 

雲が低く立ち込めた曇り空で5〜7m/sの強い西風が吹いていましたが長めの尻尾を付けて糸を伸ばすと

     

風が幾重にも層を成しているのかかなり右往左往しながらも 時としては空に貼りついたかの様子も見られホッとしました。

     

 

家に帰り昼食が終わるといつものように夫は小さなイビキを立ててお昼寝タイム。

 

あと1時間半くらいでスタッフが来ると言うのにこんな時にお昼寝なんかするか!

 

 

午後3時頃中継車とカメラやケーブルを積んだ機材車が到着し設営が始まり 運転手を含め総勢8名で中継場所となる二階の部屋は超満員。

 

中継車は先日調査した場所で中継用のアンテナポールを伸ばし準備しています。

     

アンテナは何メーターくらいあるの?と聞いたら10メーターくらいかな?とのことでした。

      

雨が酷くなってきたからドアを閉めたのかな?

     

 

他の技術スタッフはケーブルを延ばしたり、カメラの準備に忙しく動き回っていました。


部屋ではアナウンサーとフロアーディレクター、カメラマン、照明さんが中継に向けて打ち合わせをしたり 音声さんは中継車と音量についての打ち合わせ。


中継の前にリハーサルを3回行いましたが本番の時間が近づくとドキドキと心拍数が上がるのが分かりました。

 

中継1分前との声で現場は緊張感がさらに高まり「10・9・8・7・6・5・4・3・・・」と秒読み段階に入りました。

 

スタジオの二人のアナウンサー(男性・女性)が

 

 (女)♪もういくつ寝るとお正月 お正月には・・・・?

 

 (男)♪凧あげて〜〜

 

の呼びかけで女性アナウンサーの第一声が始まりました。

 

「壁一面に大入りの袋じゃなくてこれはみんな凧なんですよ〜〜」と私たちが紹介されました。

     

そして骨の竹の厚みが違う事の説明

     

     

その後に二人で染料を入れている所も映りました。

     

リハーサル通りに進んだのですが一生懸命だったので気が付くと番組は終了していました。

 

当初は放送時間が5〜6分とのことでしたが何と終わったら8分強で大幅にタイムオーバーでしたが 久しぶりの中継番組でとっても緊張しましたが良い思い出になりました。

 

アナウンサーとの打ち合わせはもとより 中継車の電波状況を調べることや道路に中継車を停めるので関係各所へ許可願いをするなど知らなかったことが多々あり番組作りの大変さを目の当たりにし驚くことの多い中継でした。

 

進行をしていただいた女性アナウンサー他スタッフの方には「ご苦労様でした」と言う言葉しか言えませんでした。

 


番組終了後、沢山の友人知人から「見たよ!」「よかったよー」と電話を頂いてこの時に本当に放送が終了したことを実感しました。

 

| - | comments(4) | - | すずめ |
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正月凧のテレビ取材…ご苦労さまでした。凧の絵や骨組みまで丁寧な取材だったようで凧が一般の人に理解できたと思われます。準備など大変だったことでしょう。
| 凧男 | 2017/11/27 6:17 AM |

☆凧男さんへ

事前に夫に質問したことをアナウンサーがとっても分かりやすく自分の言葉で説明してくれたので 観ている人に伝わったのではないかと思っています。
それなりの準備はしましたが制作者側の配慮が大きかったのでそれほどでもありませんでした。
これまで凧の取材は何度も経験しましたが終わってみて分かったのですが 今回は当初聞いていた以上に長い放送だったようで驚きましたが思い出がまた一つ増えました。
| すずめ | 2017/11/27 11:17 AM |

凧という伝統文化が衰退していますので、今回の放送で凧に関心が増えると良いです。ご苦労様でした。すずめ家の凧は伝統的な和凧の形式ですね…。凧男も来年の干支凧は和凧で作ろうかと思っています。骨組みの写真…とても参考になりました。ありがとうございます。
| 凧男 | 2017/11/30 6:45 AM |

☆凧男さんへ

コメント有難うございます。

数年前までは講習会の依頼が時々ありましたが最近は全く無くなりました。
凧揚げ大会の会場でもそんなことを言っている人に出会うことがありますが
インターネットが講師になっているのではと言う意見が多いです。
インターネットも良いですが実際の細かいノウハウまでは教えてくれませんね。

凧男さんのお作りになる干支の凧 楽しみにしております。

お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
| すずめ | 2017/12/01 4:30 PM |