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2023.10.12 Thursday
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すずめの今昔
(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/) |
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凧作りの講師依頼!「その6」
2004.02.27 Friday
朝起きたら一面の銀世界。
明日 早朝に凧の組み立てに行かなくてはならないのに・・・ 数日前から持病の治療に行っているが この寒さがとっても応える。 凧を作るのは大抵学校の場合は体育館。 必要以上の広さで 床が冷たくて足元が凍えてしまいそう・・・ 明日はホッカイロを一杯持っていこう。 さて明日一日掛けて凧の組み立てから 糸目の調整そして出来れば仮揚げまでを終わらなければならない。 何しろ何も分からない人たち相手だから 何処まで出来るか心配である。 今まで数え切れないくらいの凧の指導をしてきたが 一日で何から何までしなくてはならないは初めて。 子供の小さい凧ならいざ知らず 畳3枚分と言えば私たちの感覚では小さい方の部類だが 一応は大凧の作り方である。 この様に強行軍で作るのは私たちの意に反している。 無理は聞ける範囲で・・・とは思っているが・・・ 何時の間にか向こうのペースにはまってしまっている。 全て電話で打ち合わせと言うのがその原因だと思う。 凧が分かっていない人は簡単に物事を考え 自分らの都合ばかりを押し付けてくる所が多い。 知らない・分からないと言うものは強いもの・・・ あ??怖い???
凧作りの講師依頼!「その5」
2004.02.23 Monday
朝一で竹を送るのに佐○急便に電話した。
午前中に集荷に来たこのお兄さんは 先日我が家に配達に来た人と同一人物である。 このお兄さん あの青くて重い竹を我が家に配達に来た時は 「重いですね。手を貸して下さい・・・」 「何に使う竹ですか?」と聞くから「凧ですよ」と教えてあげた。 なんと今日は 「随分軽くなって。それに長さも短くなって・・・」 「きっとこの凧は揚がりますよ」ですって。 嬉しい事を言ってくれました。 私はマダマダ重量オーバーだと思っているけど・・ 此処までの加工に苦労した結果だと思った。 凧の事を知らない人にでも そう言ってもらえると嬉しかった。 明日の午前中には配達できるそうだ。
凧作りの講師依頼!「その4」
2004.02.23 Monday
今日も早朝に家を出て借りている建築屋さんの作業場へ行った。
今週末に実際に凧の組み立てをするので 骨になる竹の修正を済ませなければならない。 こんな日は凧揚げでもしたい気分であるが 加工できる日は今日しかないので我慢。 主人は運転中に何時も凧揚げをする場所を通過しながら チラッと横目で見て我慢・我慢。 作業場について先日加工した竹を手に取った主人が 「お天気が良かったので少し乾いているような気がする」と。 広げて並べておけば乾くかもしれないと思い広げておいたから。 乾いていると言っても?だけど・・・ 先日の帰り際にもう少し巾を狭くした方が良いかもしれないと思い 建築屋さんにお願いして削っておいて貰ったので助かった。 全ての竹の反りを合わせて調整を終え 寸法どおりに長さも測り切り揃えた。 肉の厚い孟宗竹だったので削り込んだために 竹の反発力が極端に弱くなっている。 その為に少しでも竹を硬くしたいと思い 竹を焼く事にした。 しかしこれには予想以上の時間がかかり 今日もしっかり時間を要し 近所からは夕げの支度をする匂いも。 色々な家の匂いを感じながら 竹を送る為の梱包にかかった。 当初送られて来た竹の重さの3分の1くらいの重量になった。 でも生の竹だったから幾ら削っても重いんだよね。 畳が3枚分ほどの凧なのに竹だけで15キロ弱。 それに糸目の糸などを付けると 仕上がりはどのくらいの重量になるのだろう・・・ 心配だな・・本当に心配になる・・・ 凧の重さだけではなくて 卒業生・それを祝う地域の人たちの大きな期待をプラスすると 余計に凧が重くなる。 どうなるんだろう・・・ 重たい凧だから力一杯走る? 何としても揚げなければならない。 この重責に私たちの気持ちまでもが重いのである。
凧作りの講師依頼!「その3」
2004.02.17 Tuesday
「指定したものとは違います!」
電話で送られて来た竹の説明をした。 しかし寸法通りに注文はしたと言う。 でもこのままでは使えない旨を説明し理解してもらった。 電話の中で聞いたこと。 「この凧揚げはリキが入っているんです」 聞く所によると 日○テレビの「ズーム○ン朝」で野球解説をしている 元野球選手の「川藤さん」の出身校だとか・・・ 彼は凧揚げにも参加するらしい。 そして行政の方からも「長」の名前が付いた人も沢山来るらしい。 マスコミ関係も入って大掛かりな凧揚げになるらしい。 正直 「それがどうした」と言いたい所だったがグッと我慢。 誰が来ようと入ろうと関係ないけど 凧は作りが良くて・適当な風が無ければ揚がらない。 凧は揚がって何ぼの世界だから 揚がらなければ美術品や看板と同じ。 作る前から暗礁に乗り上げたようなものだけど 期待している子供たちの事を思うと何とかしなければ・・・ 今日は主人が出勤していたが 帰りにトラックを借りてきた。 明日は早朝から加工を始める為に今夜の内に竹を運んだ。 帰って来てから加工する為に使う道具を準備した。 のこぎり カンナ ナタ 巻尺 物差しetc 学校側も「リキ」が入ってるかも知れないけど こっちだって そっち以上に入ってんだよ?? さぁ 明日から始動開始ッ!
凧作りの講師依頼!「その2」
2004.02.17 Tuesday
「打ち合わせをした事と違うじゃないの!」 一番気がかりだった竹(骨)が今日送られてきた。 ところが真竹(まだけ)を指定していたのに 「もうそう竹」を送ってきた。 それも驚いた事に竹やぶから切って来たばかりみたいな真っ青の竹。 しかも長さ・肉厚・巾を細かく指定してあったのにそれもしないで。 時間が無いので加工・修正も頼んであったのに 全くその形跡も無く ただ割っただけのもうそう竹。 佐川○便のお兄さんが やっと持ち上げたくらいの重量だった。 学校側は凧の事が良く分かった竹屋さんに注文すると言っていたので 安心していたのにこの始末。 凧を理解していない。 凧を作った事も 揚げた事も無い人なのだから仕方がないと言えばそれまでなんだけど。 今までも数え切れない位の凧を作ってきたけど こんな青竹なんて初めての事。 28日に現場で製作にかかる予定なのに それまでには とっても主人一人で加工できないと思う。 打ち合わせの段階では加工・修正済みの竹を貰えば 微調整は我が家のカーポートで数時間で出来ると考えていた。 夜遅く帰宅した主人は言葉を失っていた。 でもポツリと一言。 「やらなきゃ仕方ないだろう・・・」 それから二人でこれからの対策を考えた。 カーポートでは出来ないので 知り合いの建築屋さんの作業場を借りる事にした。 家から30分位離れたそこの場所まで竹を運搬するトラックの手配などを終えた。 未だ本格的な製作にもかかっていないこの状態で こんなに大きなハプニングに見舞われた。 作業場やトラックを貸して下さった方のご好意がとても有り難かった。 凧作りは各所で行われているが 依頼者は作ろうと言う事が決まったらなるべく早い時期に相談して欲しい。 全国には凧屋さんがある地方がある。 もしかしたらそういうお店なら直ぐに使える竹などもあるかも知れない。 でも青竹じゃ直ぐには使えない。 乾かす時間が必要だから・・・ 作った事のない人は 凧なんて竹があれば直ぐにでも作れると言う認識なんだろうね。 どんな竹でも関係ないと思っているのだろうね。 明日は朝イチで学校に電話をしよう・・・ 一応連絡だけはしておこうと思う。 あ??つッかれた |