すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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愚痴でゴメンナサイ!
皆さんはどのような凧の講習会をし
材料などの加工はどのようにしていらっしゃるのでしょうか?
また材料の加工はどの程度までしていらっしゃるのでしょうか?

大きな凧の会は会員さんの数も多いから
皆で手分けをしているのだろうとは思うのだけど
不幸にして私たちは会には属してなくて夫婦二人でやっているので
材料の準備ばかりでなく大会当日の世話も大変である。

今年は金沢市の学童保育の子供達が『鯉の凧』を作る事になったのだが
これがまた材料の部品が多く 加工にとても時間がかかり
殆んどを私一人でやっているので疲れも限界に達した。

毎年 依頼者は「子供が喜ぶような個性的な凧」を要求してくる。
まるで私がキッドでも仕入れてくるとでも思っているような言い方である。

そんなにレパートリーが多くないので 要求を満たすのに実は頭が痛いのである。

今日はお昼に一時間の休憩を取っただけで
(その一時間で昼ごはんと食べ夕ご飯の下ごしらえもした)
朝 家事を済ませ直ぐ凧の準備にかかった。
夕方5時までみっちり七時間。

作業内容はピアノ線を接着する為のテープ作りなのだが
一センチの和紙に一センチ幅の両面テープを貼り付けるというもの。

細かい作業なので慣れない老眼鏡をかけているので余計目が疲れる。

例年は150人くらいの子供が凧を作るのだが
此方が急かさないと数量もはっきり言って来ない状態である。

締切日に数量を言って来ても私一人では太刀打ちできないので
今現在は差し当たり120枚分を準備することにした。

今年が八回目の大会になる。
回を重ねるとこっちがやりやすくなってくるのではないかと思うのだけど
慣れが出てきているのか 完全にこっちにおんぶに抱っこみたいな状態になってきている。

子供達が凧を作るまでの準備(材料の加工など)を
依頼者にも協力してもらえば私の負担が少なくなり
本当に気持ちよく協力できると思う。

他の依頼者よりも注文が多いだけに余計そんな事を考えてしまう。

協力してもらいたいと言う言葉が喉元まで出掛かっているけど
これを言うと来年からの凧揚げ大会は中止になるだろう。

それでは子供達がとても可哀想。
毎年800人くらいが参加する凧揚げ大会なんだから。

今日は両面テープの独特の臭いに完全にノックアウトされ
晩御飯も食べたくなかった。
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