すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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なんちゅうこっちゃ
私の住んでいる市には「町の先生」と言う趣味・特技のヴォランテァ登録制度がある。
その登録者一覧の冊子が市の関連の施設に配布されている。

私も取材を受けた地元のケーブルテレビから登録を進められたので
8年位前に登録をした。

ところが講習会に行ってみて「エエッ?」と思うのはこの方法で依頼してきたところが多いということ。

大抵の場合は凧揚げが終わった時点で材料費が渡されるが
「材料代は立替してるのに」と思うことがあるけどそれでも良いやと続けてきた。

「最初に材料費はいくらか?」と聞かれなかったので
私は勝手に大丈夫だろうと判断して講習会に行ったこともある。

さて材料費の請求をしたら意外な言葉が返ってきた。

「そんなに予算がないんですけど・・・もっと安いのかと思っていました」と言われた。

これより先にあるところの講習会での事。

各自若しくは主催者でセロテープの準備をお願いした。
しかし子供たちの多くはテープにキャラクターの絵が描いてあるのを持ってきた。

子供だから可愛いのが良いと思い 友達とも相談した結果だろうと思った。
30人中 10人以上の子供がそうだった。

当然主催者には作る凧を見せてセロテープを使う場所も説明しておいたのにね。

こんな経験から細かい事は言わないけど「予算がない」と言った主催者にセロテープはカッターが付いている物を準備して下さいとお願いした。
学校がらみの行事だから学校にある事務用の台が付いたテープを準備すれば良いのにと思ったけど同じ物を揃えて欲しいと言われた。
当然この代金は材料費に加えると言う事を了解してもらった。

それで私はホームセンターで一人一人のカセットになっているセロテープを準備して持って行った。

そんな代金に(確実に100円以上)は入っている材料費だから予算外だったのだと思うけど。

「じゃ?予算金額でいいです」と帰って来るより仕方がなかった。

話はあちこち飛んでいて判りにくいと思いますが
「やっぱり・・・・」と思うのは最初に書いた「町の先生」を見ての人たちが圧倒的に多いと言うこと。

だから去年も今年も登録しませんでした。
でも先日の依頼者は数年前の「町の先生」を見てきたと言っていた。

今夜 その人たちが家に来るんですが 実は一寸・・・・って感じです。
| 凧作り講習会 | comments(0) | trackbacks(0) | |
第8回 金沢市学童保育凧揚げ大会は順延
9月23日 いかにも泣き出しそうな空模様。
でもそんなに厚い雲でもなさそうだったので会場の内灘海岸に向かった。

ワイパーをかけるほどでもないがポツリポツリと雨が降ってきた。

会場にはトラックがテントや敷物のシートを積んだまま待機していた。

「たった今 雷注意報が発令されたので中止にします」
主催者の判断で翌24日に延期という事になった。

9月24日

朝起きるとなんか風が強そうな気配がしている。
「でも雨が降っていないので今日は大丈夫!」と会場に向かった。

土曜日で両親の仕事が休みでない子は参加できない子や
都合で参加できない子も多いだろう。
そんな理由でかいつもの年と比べようがないほど参加者は少なかった。

雨こそ降っていないがかなりの強風で砂が舞い 
砂煙でいつもはすっきり見える景色さえも霞んで見える。

時には10mは超えるであろう強風との戦いだった。

でも子供たちは砂煙をものともせず 目を細めながら凧揚げに興じている。

強風でしかも風向きが激しく変わる悪条件の中でも
必死に墜落した凧を回収して再度挑戦する子供が多かった。

去年までの子達は墜落すると糸を巻き上げ凧を抱えて
その場に突っ立っている子が多かったが今年は違う。

例年は800人近くの参加が今年は300人くらいと聞いた。
確かに数的には少ない気がしないでもないが
私たち二人で子供たちをフォローして上げられる丁度良い人数だ。

毎年「走らないで下さ?い!」と大声で叫んでいる私たちだけど
今年は強すぎるので走る子なんていなかった。

閉会式が始まるというので本部テント前に急いでいると
持ち主のいない糸をつけたままの凧が砂の上に無造作に置かれていた。

幸い名前が書いてあったので持ち主を呼び出してもらったら
風に凧を持っていかれたらしい返事。

糸のエンドを縛ってなかったのか糸巻きだけを手に持っていた。

不思議だよね・・・・
「凧だけが飛んでいった」と言うだけで探す気にはならないのだろうか?

十分楽しんだから 「もう良いや!」ってそんな気なんだろうか?

「世界に一つしかない自分だけの凧」
そんな思いで大切にして欲しいと思った。

今回は8回目。
回を重ねるごとに凧揚げを楽しんでいる子が多くなったことを実感した。
これが私たちの何よりの励みになり 手応えなのである。
| 学童保育 凧揚げ | comments(0) | trackbacks(0) | |