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2023.10.12 Thursday
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すずめの今昔
(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/) |
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浜松大会前日
2006.11.18 Saturday
小さいけどキレイに揚がってるでしょ 明日は多分雨だろうと皆が言っていたので どうしても前日に揚げておきたかった・・・・ この連凧は全長50メーター以上もある。 この凧を瞬間の風を捉えて揚げるには地面の上に一枚ずつ広げて置かなければならない。 ゆっくりと地面の上を引っ張って行くのだけどね。 この時少しでも風があるとダメ。 そして少し風を感じたら先頭の1枚目とENDの50枚目を持って揺らす。 アーチが架かる。 先頭を持っているのは私。 段々風が出てきたら私が持っている先頭の凧を空に向かって放す。 風に乗って凧は空に揚がって行く。 いつも私が見ているのは凧の裏ばかり。 夫はいつも凧と向き合って私が走っているのは見ていないと思う。 写真を撮りたいと思って50メートル先のENDを持っている夫の所まで走る途中で降りてしまうこともあるのでダッシュだ。 連凧を始めた頃(3年位前)は100メートルくらいは平気で走ったが最近は気ばかり焦って足が前に進まない。 でも写真を撮りたい一心で走っています。 やはり凧と向き合って写真を撮らなければ意味がないから走るけど 本心は夫に走って欲しいのだけどいつの間にか私が走る役になってしまった。 それも仕方がない。 なぜかと言うとハプニングが起きたときに(風向きや風の強さが変わるなど)瞬時の判断が必要なので私では無理。 でも悔しいけど夫も私が手元をしないと 特に連凧の時は一人では都合が悪い事を知っているので優しいよ。。。。 走りながら途中で写真を撮って息を切らしてENDまで行くと 「ご苦労さん!」と声をかけてくれる。 これを聞いて心の中で呟くの。 「こうしてすっきり揚がっているのは誰のお陰・・・・」って。 風が足りなくて降りてくると「再度挑戦しよう!」と言うのは いつも私のほう。 やっぱり走って疲れても皆に「可愛いね」とか「キレイだね」とか言ってもらえると嬉しいもの・・・・ 色々な土地の風に会うことが出来て嬉しい。 行く先々で人の温かさに触れ 美味しい物にも出会える。 だから私は凧の遠征が大好き! 足元に気をつけて身体が続く限り走るんだ。
浜松にて
2006.11.18 Saturday
早朝より早く真夜中の3時に浜名湖SAにつき7時まで仮眠した。
洗面を済ませ朝食を摂る為に浜松インターで高速を降り一般道に出た。 朝日が眩しい。 午前中に昨年亡くなった凧の恩人の家に向かいお線香をあげさせて頂いた。 仏間の遺影を見て、奥様とお元気な頃の話に花が咲いた。 亡くなる二年ほど前のふっくらお顔に無念さを感じた。 お父さまの仕事を引継いだ息子さんに昨年とは違う凛々しさを感じた。 明日の天気が期待出来そうもないので今日のうちに凧を揚げたいと思いおいとまし会場に向かった。 各地から集まった凧友としばしの凧談義。この日の為に30枚の連凧を20枚追加し50枚にした「福ら雀」。 風が無かったが今日も瞬時の風を捉えた。 強過ぎる風は連凧には向かないが今日は殆どない。 しかし夫と二人ならではの揚げ方で何とか揚げられた。 やはり50枚は圧巻。 風が止まり降りてくる前にシャツターを切った。赤、青、黄色の染料が曇り空だったけど映えた。 5回トライした。 降りた「福ら雀」に凧友から「素晴らしい!」とお褒めの言葉や拍手を頂いた。 充実した秋の午後でした。 さて今から前夜祭に出席します。 |