すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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今年最後の講習会
平成の大合併で私の市は白山麓の五村と合併し
県内では金沢市についで大きな市になった。

その5村の中の一つ(旧白峰村)の公民館へ講習会に行った。
もう少し行くと福井県。

スキー場やダムもあり我が家から50キロも離れており
トンネルや隧道を十数個超えて行かねばならなかった。

道の両側の山にはうっすらと雪が積もっており
道がカーブする所にはスノーセットもあって雪深い土地を表していた。

合併前までは公民館と言えども職員は常駐していなかったそうで
公民館活動も皆無に等しかったらしい。

さて参加者は10人。
職員の方は少なくて申し訳ないのですが・・・・と何度も言っておられたが
まとまりがとれない位の大人数よりもこの方が指導が行き届いてよいと思った。

作ったのは愛媛県で古くから作られていた「ごんぼいか」

事前に凧紙は渡してあったので漫画の主人公などの絵が描かれており
一時間ほどで仕上がった。

今回の素晴らしかったところ。

殆んどが親子で参加しており親が此方の説明をシッカリ聞いて
それを子供に教えながら作るところ。

また職員の方が予め絵を描くのに困らないように下絵を準備したらしく
紙一杯に見えやすく大きな絵を描いていた。

今までの講習会では絵は描くがバックの色を塗らない子供たちが多く
凧を揚げてもイマイチ絵がはっきりしなくて寂しかったが
今回の参加者はバックもシッカリと着色していた。

必ず凧に絵を描かなければならないと言う決まりはないものの
やはり大きな絵を色彩豊かに描いてある凧は揚がると
作った本人も また見ている人も楽しく感じるだろう。

人口も少ないので参加者も当然少ないが
こうして一つの公民館行事に職員が参加者のために手を貸す所が今までは
本当に少なかったので感激してしまった。

外は雨が降り屋根から落ちた雪がたまっていた。

一キロほど離れた体育館で凧揚げをした。

一番年少さんは来年の3月に4歳になると言う男の子。

お母さんに作ってもらった凧を喜んで走って揚げていた。

「〇〇 行きます!」なんて言いながら他の参加者の笑いを誘っていた。

家のチビと同じ月の生まれだ。

夏から会っていないがチビもこの子の様に凧を揚げることが出来るだろうか・・・・

夫と二人そんな事を話しながら 朝行った道を帰って来た。
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