すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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2月5日に書いた総合学習での凧作り
3年生65人の凧作り・凧揚げの授業に行って来た。

担任は「総合学習」の時間を利用しての凧作りだということを必要以上にこっちに押し付けてきたが校長先生に「揚がってこそ凧だし今日は揚がる様に教えたい」というこっちの主張を十分に理解してもらった。
どんなやり方であろうが凧揚げが終わった時点で学校の方で総合学習の意図に沿うようにして欲しいと申し出た。

2クラスが体育館に集まり地域のボランティア9人に補助を頼み講習会を始めた。

このボランティアは隣の町内の公民館の役員さんたちで
私たちが手伝って数年前から公民館行事の凧作りをしているのだ。
「いつもお世話になっているからこんな事ででもお手伝いさせて下さい」と申し出てくれた人たちだ。

さて子供たちには四国で昔から揚げられている「ゴンボイカ」。

とっても素直な子供たちで「説明を聞いても分からない人は呼んで下さい」と言うと「お願いします」と手を挙げ「有難うございます」と挨拶がシッカリと出来る3年生だった。

順調に作業が出来ている子に「上手く出来ないお友達に教えてあげて下さい」と言うととても気持ちよく「ハイ」と返事もし優しく友達を手伝っている光景は今までにはお目にかかったことがない。

糸の縛れないお友達に縛ってあげるのではなくて覗き込んで縛り方を教えてあげてるんだよね。

私の中には最近の子供は「思いやる気持ちが希薄だ」と思っていたが今日の子供たちはそんな私の今までの気持ちを払拭してくれた。

お天気が良かったので仕上がった凧をグランドで揚げた。

校長先生や他の学年の先生方もグランドに出て子供たちに拍手してくれているのを見て 学校をあげて思いやりのある子供たちを育てているんだと言うことが良く分かった。

風は冷たかったけどなんか心がホンワカとしてきた。

終わってから校長先生に
「子供たちが生き生きとしてとても思いやりがあり挨拶も出来る良い子供たちですね」と言ったら大変喜んで下さった。

そして校長先生自らもそのように思っているけど 外部の人からそのような言葉を頂くととっても嬉しいので子供たちにそのことを話しますと仰った。

時間が限られている中で 今回は低学年なので完成までに時間がかかるのではと心配したがボランティアのヘルプもありスムーズに終えることが出来た。

とっても楽しい講習会だった。
| 凧作り講習会 | comments(0) | trackbacks(0) | |
材料費が未入
1月20日に実施した講習会の材料費が5日に市から口座へ入金の約束だったのに通帳の記入に行ったけど入っていない。

今朝担当者に電話したら26日に入金すると市から連絡が有ったと言う。

講習会の材料費は当日に現金でとお願いしているのだけど 今回もそのように言ったのだがどうしても市を通さなくてはならないと言われので仕方がなく了承した。

それは2週間くらいだからで 最初から一ヵ月後だと言われれば了承していなかった。

以前も市からの依頼で講習会をした時に材料費は後日と言われ 不払いはしないだろうと思いずっと待っていた。

しかし2ヶ月近く連絡がないので私の方から電話したら「取りに来い!」とのこと。

ボランティァをして材料費を取りに来いとは何事だと思ったので
口座に振り込んで欲しいと言ったら 振込み料を差し引いて振り込むとの事。

私はボランティアだから日当をくれと言っているのではなくて 材料費の支払いは当日して欲しかったと言ったのだけど市の決まりだと言い張った。

市はボランティアに立て替えさせるようなことを推進してるのかと言ったが
何を言っても「市の決まり」だと言う。

振込みの場合は振り込み料を差し引いた金額を振り込むと言うのも市の決まりだと言う。

「それでは材料費は要りません。寄付しますから振り込まなくて結構です」と言って電話を切った。

それから数十分後に慌てて担当者がお金を持って来た。

私は領収印を欲しいと言ったけど担当者に領収書を持たせたまま無言で印鑑を押してやった。
それくらい腹が立っていた。

金輪際 市の依頼の講習会はしないと決めていたのだけど
「町の先生」と言うボランティァの名簿みたいなものがあり
引っ越した当時に登録をお願いされ登録していたので仕方がないのだけど。

商売屋なら締め日などがあって支払日が決まっているかも知れないけど
私は凧屋ではなくてボランティアなのだ。

材料はストックを持っているが基本的にはその都度現金で買っているので困ります。

一万弱の金額にガタガタ言いたくはないけどボランティアを役所のやり方でこんな風に使われるとのが気に入らない!

市のホームページを見たら「市長への提言」と言うのがあったので少し冷静になったらメールしようと思う。

掲示板なら良いけど掲示板にしたら不味い事を書かれると収拾がつかなくなるんだろうね。
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総合学習とはなんぞや・・・・
そう思いどんな事を勉強するのか教員をしている人に聞いてみた。

簡単に言うと「教科とは関係のない勉強をする」らしい事が分かったが
その時間が大切かどうか私には語る資格はないのだけど
遅れている教科で総合学習という時間を使ってはいけないらしい。

変なの!

学期末などは特に総合学習という時間が無意味だと言う。

なのでその時間にどんな学習をさせるかと言うのが教師の悩みでもあるらしい。

それで先日の凧作りのことを相談してみたらやはり教員同士だからか
 どうして時間内に出来なかったか?
 どうして揚がらなかったか?を学習させるのは良いことだそうだ。

でも何でそんな事をわざわざ学習させる?
それも外部からボランティアまで頼んですることか!
やはり分からない。

私たちはある人数以上になったり 特に低学年対象の講習会には
時間が無制限にあるわけではないでそれを補助するのに要員を確保している。

そしてみんなが揚がる様に持っているノウハウを発揮してるんだよ。

今時の子供はマンツーマンでやれば出来るけど
「サァ作ってください」と言って作り出す子供は半分いれば良い方だ。

紙を取りに来た先生にも事前に一回作ってみる時間を作って下さいと言ったけど忙しいと断られた。

私たちは作り方を教えるのは先生よりも上手いけど
子供をその気にさせるのは先生にして欲しいと言ったら分かりましたとは言っていたけど期待できないなぁ。

数年前にPTA主催で先生と親と生徒合同の行事の凧作り教室に行ったら
先生たちが体育館で並んで手を後ろに組んで突っ立っていた。

クラスの委員さんがキリキリ舞いをしてるのに・・・・・

きっと今度の凧作り・揚げも結果を重要視していないと宣言してたから
終わったあとはかなりストレスが溜まるだろう。

時間がたっぷりあると言っていたから最初から私たちが先生に教えて
その先生が子供たちに作り方を教えれば良いと思う。

結果に自分が満足できないのが嫌なのではなくて
作り終わらない・揚がらない子供を見た時に私はどんな気持ちになる?

自分が関わっていながらそんなのは嫌だ。

凧は揚がらなくては凧でないよ。

私は「作る&揚げる」がセットになっているなら行くけど
単なる「工作で凧作り」には行きたくない。

まして夫は仕事を休んで行くんだし・・・・
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何か違うよなぁ・・・・
市内の小学校の3年生65名の凧作り講習会を依頼された。

予め紙に絵を描いておいて欲しいので紙を取りに来てもらい当日の打ち合わせなどをした。

その中でのこと。

総合学習の中で凧を作り 凧を揚げます。
遅い子や早い子がいて全員が時間内に凧が仕上がらなくても良いし
またその凧が揚がらなくても良いのです。
やってみて失敗することもあるということを学んでくれれば良いのです。
そのために何度も来て頂かなくても結構です。


私たちは今まで17?18年 色々なところで講習会をしてきたが
時間内に仕上がらなくても良い・揚がらなくても良いからなんて言われたことがない。

凧を作っても その作った凧が自分だけ揚がらないと言うことがないように全ての子供たちに凧を揚げる楽しさや完成した喜びを感じて欲しいと思っている。

そんな話をしたのだけど全く理解してもらえなかった。

だったら夫が平日に仕事を休んでまで行かなくても
先生が我が家へ凧の作り方を習いに来て それを子供らに教えれば良いじゃないの?

完成しなくても良い
揚がらなくても良い

考え方によれば責任がなくて気が楽かも知れないけど
私たちの考え方とは合致しないことが良く分かった。

同じ時間で作り揚がらない子はどんな気持ちになる?

完成しなかったり揚がらなかった子には ひと月でもふた月でもかかってでも自分たちが教えると言ってたけど ン?だな。

そんなに時間をかけられるのなら最近の「いじめ問題」にトコトン生徒とかかわれ!

最近の教育ってこんなのか?

公民館や児童館などは事業としてやるから結果が大事。
でも授業は違う?

作るのに苦労しても揚がった時の嬉しさを実感してほしいのだけどなぁ・・・・

これって絶対大切なことだと思う。

「どこどこの〇×さんに教えてもらったけどダメだった」って言わないでくれ!

市では地域から外部講師を依頼して学習を進めているがこれからは授業で凧作りをするのは断ろうと思う。
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