すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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今日は内灘の20回大会に参加



内灘海岸で行われた「世界の凧の祭典」に参加しました。

今年は20回記念大会ということで凧揚げ参加者・ギャラリーともかなり大勢だろうと期待していたのだけど
ひところのあの賑わいとは比較にならないほど少なくて少し寂しい大会だった。

でもそのお陰で空はがら空き状態でのびのびとゆっくり凧を楽しむことが出来た。

今年は最近の気象状態から多分強風が吹くだろうと予想していたので強風・弱風・微風何でも対応できるように沢山の凧を持参した。

「婦くらすずめ」の連凧50枚には終日もってこいの風でカメラを持った人が絶えず私たちの周囲を取り囲み「可愛い凧だね」「どこから来たのですか?」「何ていう名前の凧?」の質問攻めで大忙し。

おそらく20名以上の人に質問されたと思う。

「江戸時代の末期に金沢で揚がっていた凧」と説明すると「へぇ??金沢でですか???」と驚く人が殆どでやはりこれからも沢山の人に知ってもらえるように頑張って揚げ続けたいと思った。

「婦くらすずめ」を下ろし少し休ませてる間に「加賀人形」の絵を描いた六角凧(写真)を揚げ始めたら
携帯に石川テレビが「婦くらすずめの連凧」を揚げて欲しいとの取材申し込みで急遽片付け「婦くらすずめ」に再度お出ましで取材を受けた。

テレビカメラを囲むように一度は離れたアマチャカメラマンもゾゾッと集まり出し小さな人だかりが出来た。

今日の大会の模様を1時間番組にして24日に放送されるのでかなり長い時間の取材だったけど編集するからどれくらい使ってもらえるかな?と言うところです。

石川テレビは先月中頃に主催者側が発表した参加者リストから聞いたことのない「婦くらすずめ」を見つけたと言うことで制作工程などを自宅で取材を受けていた。

全国各地の大会に参加すると色々な凧にお目にかかるので変った凧も作って揚げてみたい気持ちになることもあるがこれからは歴史の狭間に埋もれた「婦くらすずめ」にもっと風を当てなければならないのではないかと言う気持ちが強く沸いた一日だった。
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