すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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浜松での婦くら雀のビラ撒き
凧友の「にしさん」にお願いしてビラを撒く時の様子を撮っていただき
写真をUPしました。

にしさんは「カイトフォトと博物館散歩」と言うサイトを運営されていて
凧にカメラをつけて空から撮影されます。

下の3枚の写真は地上からカメラで撮影してもらったものです。
さすがに私のデジカメと腕ではこんな風には撮れませんので
同じ大会で出会った時にはいつも撮っていただいています。


 小雨の中を婦くら雀が揚がっていきました。
 風が弱くてこの凧が揚がって行かず揚げ糸をしゃくりました。

 
 揚げ糸をしゃくられて高度を増した婦くら雀を追うように
 小さい婦くら雀の傘がゆっくりと上っていきます。
 早く上れ〜〜と叫んでいるのですがマイペース。
 傘の真ん中あたりに撒くビラが挟んであります。


 先に揚がっている大きな婦くら雀の少し下にストッパーがついており
 そのストッパーに傘が到達すると傘がすぼまって
 挟んであったビラが舞い降りてきます。
 


・・・・・・・…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

真ん中の写真は凧ではなくて傘の形をしたフータンで
先に揚げている婦くら雀の後から上って行き所定の所まで行くと傘が閉じて
ビラが舞い降ります。
と同時に傘も手元まで降下します。

先の婦くら雀が風を受けてぐんぐん揚がってくれると
傘も上がるスピードも早いのですがこの日は小雨模様で風がなくて
スローペースでイライラしました。

でも今年の最後の大会で念願のビラ撒きが出来てホッとしました。

写真を撮って下さったにしさん どうもありがとうございました。
| 浜松 | comments(4) | - | すずめ |
浜松への道中記
早朝出発と言うことで前夜のうちに荷物を車に積み込んで早めに寝た。 

5時に起床。

天気予報では当日は怪しそうなお天気だけど前日は何とか持ちそうだと言っていたので
洗面所から外を見ると薄暗く未だスッキリと夜が明けていない様子。

6時丁度に浜松に向かって出発。

南条saで朝食を取り車に戻ったころから一寸怪しげな空模様になっていた。
お天気ばかり気になり落ち着かない。

そこでハプニングが!!!!

ETCの通勤割引の適用で今庄インターで一旦降りてETCカードを交換して入り直しをしなければいけないのにおしゃべりの夢中になっていて降りないで走り続けていたのだ。

気を取り直して次のインターまで走り降り此処までは普通料金。
そしてカードを入れ直して入り直した。

此処から100キロは半額だ!

気持ち良く走っていたのに
「あれ?今日は大丈夫だって言ってたよね」とどちらからともなく言いだしたが
東名高速に入ったころからフロントガラスにポツンポツンと小さな雨つぶが当たり出した。

「やっぱり変わりやすいんだね。この時期の天気は・・・・」と言いながらどこまで走ったかよく覚えていないけど今度は交通渋滞に巻き込まれわずか20キロくらいの距離の渋滞を抜けるのに30分以上かかるとラジオが言っていた。

追い越し車線を走っていたが車が多くノロノロ。
いよいよ渋滞が始まることになっても左横の車線の方はスイスイと車が流れているので一寸ムカァ〜〜
ずっと先まで行って車線の変更をするずるいやり方で完全に止まってはいないがミミズが地面を這うような速度。

「これじゃ高速料金は払いたくないよね」
「そうだよね。」

朝 高速に乗ったころから車が多く「ガソリンが安くなったから車が多いよね」と言っていたけど
多分高速道路も料金が安くなったので渋滞したのだろう。

野党が政権を取ったらどこまで行っても1000円にするなんて言ってるけどもしなったとしたら
高速道路は車が溢れて走れなくなるのでは・・・・・

そうなれば一般道を走れば良いか・・・・なんて言いながらやっと渋滞を抜け浜松が近くなってきた。

浜松市内で訪ねたい人が二軒あるのでそちらへ向かう。

どちらの家でも同じ会話。
「せっかく来たのにこれじゃ明日のお天気はどうなるでしょうね」なんて言いながら小一時間を過ごした。

浜松市内へ入ったら少し雲の晴れ間が多くその分だけ空は少しだけ明るかった。

お昼に少し早かったが11時半に凧揚げ会場へ向かう途中でお昼ご飯。
朝は軽く食べただけなので少しカロリーの高いトンカツ定食を食べた。

あはは・・・・
少し力がついたぞ〜〜と私は思った。

実はずっと風邪気味で食欲がなかったのにトンカツ定食を食べたからね。


そして会場へ着きいつもおなじみの凧友さんとの再会。

無風に苦労しているようで糸巻きが一生懸命仕事をしていた。

すずめ夫も微風用に作った「婦くら雀」に願いを託し糸を伸ばし送ったが
中々上空に揚がらず糸が垂れてくるので巻くのに疲れたと言いそれならと連凧に替えた。

すずめ100羽は上手く上空の風を受けて気持ちよさそうに揚がってくれた。

途中でETC割引適用の失敗や
お天気の心配 ・ 渋滞のイライラがあったけど凧が揚がってくれればみんな忘れちゃうすずめ夫婦でした。



| 浜松 | comments(0) | - | すずめ |
大会当日
 

朝食を済ませ車に乗ろうとしたらフロントガラスに落ち葉が一杯ついていて中から見るとまるでステンドグラスを見ているようでした。

残念ながら地面はしっとりと雨を吸って車が動くと「シュルシュル」と音がしてどんよりとした重そうな雲が空一面に広がっていました。

宿泊したアリアックから会場の浜名湖ガーデンパークまで送ってくれるそうで空路参加された石垣島のMさんが玄関先で待っていたので声をかけて一緒に会場に行った。


やがて開会式が始まり来賓他の挨拶のあと 参加団体の紹介 開会を宣言して花火が打ち上げられた。
数発の大きな音が厚い雨雲を突き破り空中に飲み込まれて行った。
その後 凧の会会員・地元の町内・中学生・企業の参加でゲキ練りが行われた。

開会式の間は遠慮していたかに見えた憎っくき雨がまたポツリポツリ。

空を仰ぎながら全員が気象予報士になったみたいで「今日はダメだな」の声も聞かれた。

しかしさすが此処は凧で有名な浜松。
中学生が和紙に染料の大きな浜松凧を揚げるのに走る走る。
でも殆ど風もなく染料が雨に滲み悲惨な格好になっていたが
和紙と染料を使った凧がほとんど揚がらないなかで凧談義をしている会員の応援を受けていた。

さて雨の晴れ間を見て今だ!と思った人が何人か凧を揚げていました凧を紹介します。

 写真1
   遠く沖縄県の石垣から参加のMさんの「ハッカク」です。
   この凧は石垣の伝統凧で真ん中に南国らしいハイビスカスの花が書いてありました。
   材質はビニールでした。

 写真2
   東京のKさんの凧でビニールの台紙にカエルを切り抜いて貼ってあります。
   Kさんは子どもが喜ぶような創作凧の名人です。
   すずめ夫婦も数年前に300枚ほどの講習会をしましたが大変良く揚がると好評でした。

 写真3
   山梨県のWさんの美人画を描いた角凧で新聞紙を広げたくらいの大きさの凧でした。
   紙は特殊な繊維を入れて梳いた高級な紙で多分水に流れない染料だろうと思います。

 写真4
   長野県の立体凧の名人Oさんの「ゼロ戦」です。
   この凧は何処へ行っても年配者(特に60歳以上の)にとびっきり人気の凧の一つで
   この他にも車には沢山の立体凧が積んでありました。
   Oさんは小さくパーツ別にして持って来て 現地で立体に組み上げる技術は素晴らしい!


すずめ夫も実は和紙と雨に強い染料で描いた90センチ径の婦くら雀を揚げていたのですが
傘でビラ撒きをしたので地面に落ちたビラの回収などで忙しくて残念ながら写真を撮ることが出来ませんでした。
・・・がフォトカイト(空撮)の会員さんが撮影された画像がそちらのHPに載っていましたので
お願いしてこちらにも貼ることができればと思います。
   
| 浜松 | comments(4) | - | すずめ |
前夜祭
 

1730分から前夜祭が始まりました。

お偉い方の祝辞や挨拶は短い方が良いと言うことで此処には写真も載せません。

 鏡割りをした樽酒をみんなでいただくために瓶に詰め注ぎます。
 受けるお盃が・・・・・

写真一枚目
 それはある方がお持ちになったもので天皇陛下から頂かれた銀杯で
 中には天皇家のお印の御紋が入っていました。
 すずめ夫が手タレさんになって銀杯を受けているつもりでしょうがすごくゴツイ手です。

写真二枚目
 凧の会の会員さんのお孫さんで小学校3年生だと言う彼は
 たくさんの中 物おじもせずヒョットコのお面をかぶり踊りを披露してくれました。

写真三枚目
 沢山の人から「素晴らしい〜〜」と声がかかり
 踊り終わって「おヒネリ」を貰いご満悦です。
 もちろんすずめ夫も・・・・

写真四枚目
 オークションです。
 この凧は風袋が風を受けて揚がるように作られている「福助」です。
 参加者が少々少なかったのですがセリ人もセリ落とす人も真剣勝負です。
 私も糸巻き(ケプラの糸付き)を落札しました。

写真五枚目
 前夜祭の締めに浜松のゲキ練りをしました。
 ラッパ隊を先頭に全員参加でのお練りは勇ましいです。
 万歳をして終わりかと思いきゃまた練り。
 私はこれに参加しないと浜松へ来たような気がしません。


写真六枚目
 地元出身のキングレコードの歌手の歌謡ショーも楽しみました。
 会場内を回って歌っているのですがお話に夢中の人たちがほとんどでした。
 私は聴いていましたよ〜
 都はるみさんの「好きになった人」など十数曲が披露されました。


その後の二次会は二手に分かれてカラオケ。
どうして二手に分かれるの?

それは飲みながらカラオケ組と飲まないでカラオケ組に分かれるそうですが
本当の所はどうだったのでしょう・・・・

御開きは2230分と言うことでしたがその少し前においとまして
大きなお風呂で疲れを癒しました。

美味しいお酒・ご馳走・大きなお風呂で至福の時でした。

それで「明日は晴れて・風が吹いてくれればこれ以上は何も望みません」と思ったわけですが・・・・・

                                     明日に続きます。

| 浜松 | comments(2) | - | すずめ |
第18回浜松国際交流凧揚げ大会 (前日)
 
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| 浜松 | comments(2) | - | すずめ |