すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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フローフォーム


インターネットで検索して『フロウフォーム』を作りました。

初めてなのでタイペックを使い何もかも全部両面テープで貼りつけました。

設計図は寸法以外言葉は書いてないのですが
多分作り方の説明だろうと思うのですが日本語ではなくて全てフランス語。

それで夫がまたネットで翻訳し読んでみたけどチンプンカンプン。

でも設計図を見て何とかかんとか執念で作りました。

初めて揚げに行ったのは一か月くらい前だったけどすごく風が強くて持っておれないくらい引っ張られ
とてもじゃないけど違うんだと言うことをいやと言うほど思い知らされた。

風が入るけど抜ける所が少ないのではないかと思い設計図に書いてある以外の所にも穴を開けたがまだ足りないような気がして
凧友のNさんが良く似た市販品をお持ちなので見せてもらうことにした。

胴体に開けた穴はマァマァとしてもNさんのは下方にも風を逃がす開口部があったのは目から鱗で家に帰ってから貼り付けた両面テープを剥がした。

これで完成とはいかないが試行錯誤したフロウフォームを持って海岸へ行った。

風は推定6〜7メーター。
色紙のビラを挟んだ『すずめの傘』がスルスルとはいかないが揚がってくれて
予めつけておいたストッパーにぶつかり傘が閉じて色紙がヒラヒラと舞い降りて来た。

しかし役目を終えた傘が中々降りて来ない。

揚げ糸の角度は45度くらいだったけどせめて60度くらいならスッ〜と降りてくるのではないかと思ったがこのフロウフォームは
かなり糸を出したけど高度が稼げないので角度が小さいのではないかと思った。

これは試作品なんだけどもう少し試行錯誤をして
『婦くら雀』を描いたフロウフォームに『すずめの傘』をつけて揚げるのを目標に
二作・三作と作って行きたいと思っています。


| - | comments(4) | - | すずめ |
田原凧(弁慶と牛若丸)


娘の家で映して来ました。

孫(男の子の双子)が小学校一年生に入学したお祝いに去年プレゼントしました。

制作は田原凧保存会のH氏と絵の方はM氏にお願いしました。

携帯で映したので全体は入りませんでしたが
大きさはいつも田原の方が揚げていらっしゃる大きさです。

この他にも双子の出生を祝い作ってもらった富樫と弁慶のもっと大きな田原凧があるのですが
5年間も飾りっぱなしだったのでいくら直射日光が当たらない場所だったといえども
紫などの染料が飛んでしまいましたのでこの凧と交代して今は専用の箱に入れて納戸でお休みいただいています。

田原凧の絵柄は沢山ありますがどうしても双子の住んでいる所と縁のある弁慶に目が行ってお願いしてしまいます。
| 田原 | comments(6) | - | すずめ |
いよいよテレビ出演
夕方5時オンエアの番組なのでリハーサルや展示する凧の運搬に局から大きなワンボックスが来た。

スタジオが広いからと言うので先日我が家に展示してあった凧にプラスαを積み込んで
3時半過ぎに局へ行った。

広いと言ってもカメラに入るスペースは思ったより狭くキャスターのついたボードなどに「五十崎」「奈良の大黒凧」「津軽凧」そして「婦くら雀」など15枚くらいの展示をするとスタッフが凧を見て驚いているのがおかしかった。

そりゃそうだよね。
毎年ゴールデンウィークに行われる凧の祭典のスポンサーの放送局の人なら見慣れているだろうけど この局の人は本物の凧を見る機会と言うのはそれほどないだろうから。

司会者は男女二人で
男性の方は局アナではなくてフリーのパーソナリティで他の局のラジオの歌番組等で良く聞いている人でもちろんテレビでも良く見ている人。
そして女性はこの局のアナウンサー。

リハーサルは2人の司会者にリードされ難なくクリア。

本番はメインカメラの両脇に一台づつの三台が動いていたが司会者の方を見て話してくれれば良いと言うことと半分以上が先取りしたビデオで繋がれて思った以上に緊張もなく終了。

夫に聞かれたことは「どんな気持ちで凧を作っていますか?」みたいなこと。

「日本の文化である凧ですから 凧人口の増加を願っています」と真面目に答え

私には子どもたちの講習会の様子について。

「作っている時は元気がないけどいざ尻尾をつけて外に出ると元気一杯走ります。風があるから走らないでと言ってるのに走るので困ります。どうして凧を持つと走るのでしょうね」


終了後にスタッフの人が「どうして凧を持つと走るのでしょうね」が良かったですよと言って下さいました。


全部で15分ほどの出演でしたが凧を揚げていて取材されるのとは全く違ってやはりスタジオに行くのは疲れました。

やっと終わったって感じです。


| - | comments(2) | - | すずめ |
テレビ取材


「すずめの学校」の後に揚げた「婦くら雀」

いい風が吹いたのでうなりも良い音がしました。


携帯電話で撮っているので凧が小さいのと
うなりの音をお聞かせ出来ないのが残念です。
| - | comments(4) | - | すずめ |
今日もテレビ取材
何回目かも忘れるくらい多い取材。

今日も午後から雨が降ると言う予報だったので朝9時半ごろに海岸へ行った。

全く風がないが雨が近づいてくると風が出てくるので
カメラさんーが来る前に100枚の「すずめの学校」を準備した。

一回目はほんの30秒ほど揚がっていたけどあえなく降りて来られました。

それで二回目。
私が手を放すと一斉に100羽の「すずめ」が空に向かって上って行くと
近くにいた50人くらいのギャラリーの歓声が耳に心地よかった。

そこにカメラを持て到着し「いい感じに揚がっていますね。」

暫くすると上空はかなり風があるらしく先頭から30枚目くらいまでが暴れまくっていた。

海岸を散歩していた人が連凧に感激し「大分引っ張るんですか?」と聞いてきたので
持たせてあげたら「ほおぅ・・・・」と感激していた。

カメラマンも商売道具のカメラを下に置き揚がる感触を体験し「初めてなんですが凄く引きますね」と感激していた。


その後に「婦くら雀」を揚げて欲しいと言うことで連凧を回収にかかったが
引きが強くてカメラさんにも手伝ってもらいやっと回収完了。


来た時よりも暗い雲が一面に広がっていて風が強くなってきたのでうなりが良い音を出してくれた。

一時間ほどのビデオ撮りのあと家に帰りオンエァ用にいくつかの質問に答えると言う取材。

これだけ何度も取材されてもわずか15分くらいの枠の放送。

放送当日は土曜日(14日)。
先日展示した凧を当日スタジオに飾り付けをし17時からが本番。

どのような番組になるかこうご期待と言ったところだ。



(上) はい 並んでくださぁ〜い!
(中) 思いっきり 飛んでぇ〜〜
(下) はい 合格!上手く揚がりました。
| - | comments(2) | - | すずめ |