すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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長い間 放置していました
3月ごろから何となく具合が悪く中ごろにメニエル発作を起こしてからなかなか体調が芳しくなく眩暈と膝痛に鬱々した日を送っていました。

でもどうしても5月の末に東近江の凧揚げに行きたくて膝の痛みを緩和するためにかかりつけの整形外科で神経ブロックの注射をしてもらい痛みも治まり無事行って来ました。

凧揚げ前日には去年行った比叡山の延暦寺の見学がやはり私の膝痛が原因で途中で終わっていたので 今年は残った所をリベンジしました。

前々から奈良の法隆寺へも行って見たいと思っていたので凧揚げが終わってから奈良へ向かい 翌日は法隆寺と東大寺を見学してきました。

実は凧揚げ当日や奈良への旅行中は注射が効いていたのかそれほど痛みはなかったのだけど私の歩いている様子などを見て心配した凧友さんの勧めで6月4日からカイロプラクティックの治療に通っています。

お蔭様でメニエル発作以来続いていた眩暈やふらつきも殆ど感じないまでに回復し

一日中悩まされていた耳鳴りも「あまり期待できないかも知れませんが・・・」と言われていたのですが時々気が付くとなっていない時もあるほどになりました。

これまで長いこと低気圧に振り回されていた年月がウソのようです。

治療院は富山県の大門町ですが週に3回の通院は電車の駅から比較的近いので一人で電車で行っていますが一回行くたびに快適さが増し全く苦にはなりません。

これまでは体調が悪く旅行などを封印してきましたが比叡山の延暦寺・奈良の法隆寺や東大寺の歴史的建造物を見て目が覚めました。

もっといろいろな所へ行きたいと・・・・


それで7月に北海道の猿払村の凧揚げに行く計画をしています。

私の体調が悪くなれば前日にでもキャンセルすると夫が言ってくれたので数日前にフェリーを予約しました。

毎年猿払の大会は7月なんですが数年前に行った時は稚内で気温が8度で吐く息が白く 道内の参加者はダウンのコートを着ていましたが内地から行った私たちに凧友が防寒具を貸してくれましたがやはり北海道の半端ではない寒さに震えていました。

どうか今年はほどほどの気温でありますようにと祈っています。




 
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氷室万頭
金沢特有の風習に氷室開き(7月1日)に氷室饅頭を食べるというものがあります。
これは加賀藩が氷室という貯蔵庫に雪を保存し、初夏に切り出し将軍家に献上したことから庶民もこの日、寒に育った穀物を食べると、病にならないということで、饅頭を食べたようです。

我が家でも風習に忠実に今年も氷室万頭を娘の嫁ぎ先・息子の所・親戚にも届けました。

私が若い頃は氷室万頭と言うのは金沢市内のお菓子屋さんだけが作っていたと思うのですが昨近は加賀から能登まで県内全体に広まっています。

さて我が家が毎年買うお店は金沢の『樫田堂』と言う和菓子屋さん.

         

このお店は作る数量をお店の方で決めていてその数量に達した所で予約を打ち切るというお店です。

数年前に予約するのを忘れて買えなくて市内の老舗菓子店なら間違いないだろうと思いそこで買って息子の所へ送ったら「いつものお饅頭と違ってる」とブーイング。

なのに今年も予約した日が遅かったので「予定数量になったので予約を受けられません」と言われ嫁に電話して訳を話したら「樫田堂以外のは一寸ねぇ」とやんわり。


でもお店では個数ははっきり言えないけど朝の8時からプラスαを売るとの事で これを買わなきゃ大変だと思い30分前からお店の前で待ってやっと買うことが出来ました。

そうやってでも買いたいお万頭。

        

         

皮はふっくら柔らかい酒万頭で中の餡子は甘さが控えめなこし餡。

いくつでも食べられそうなソフトなお万頭で私と夫は色々なお店のを食べ比べたけど「どこにもない」と言うくらい美味しいお万頭。

実はこのお菓子屋さんの支店が以前住んでいた家の向かいにあり私は食欲がない時はいつもこのお万頭をご飯代わりに食べていました。

このお万頭は一年中作っていて 氷室万頭の時期になると赤や緑の色を付け「氷室万頭」と書いたセロファンに包んで売るのです。

昨日息子の所から今朝10時前に着いたと電話がありホッとした。



7月1日は氷室の日 (ネットより抜粋しました)

藩政時代に加賀藩から徳川幕府へ氷を献上する日でした。(旧暦6月1日)
氷室とは冬に雪を入れて、氷としてためておいた室(むろ)で、兼六園の中にその跡があります。
夏のこの暑い時期に、筵と笹の葉に厳重にくるんで、金沢より、江戸の藩邸まで運ばれたそうです。
その、将軍献上のための氷が無事届けられるように、神社に饅頭を供えて祈願されました。
そんな事から、町民にもこの日は氷のかわりに饅頭を食べる風習ができました。
また、この饅頭を食べることは夏を越す体力を養い、無病息災を願う意味もあります。
この日、早朝より市内の饅頭屋さんには、長い列が出来ます。自宅用はもちろん、娘さんの嫁入り先に届けるので、
一人の人が次々に何個も買っていかれます。
 
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