すずめの今昔
加賀百万石の前田家の所蔵品を保存・管理している成巽閣(せいそんかく)で江戸時代末期・元禄年間に『婦くらすずめ』と言う凧が揚がっていたと書かれた古い文献に出会い それを基に再現しました。

(成巽閣 http://www.seisonkaku.com/)
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チビが帰省しました
もう一日したら今年も終わります。

今日の夕方 チビが帰省しここ一週間ほどの疲れが一変に吹っ飛んだような気がしています。

8月に会ってから4カ月しか経っていないのに身長は私をとっくに追い越してスラリとした中学一年生。

列車から降りて私の方に駆け寄って来て

「真っ暗で日本海も立山連峰も見えなくて残念だったから今度は明るい時に来たい」って。

金沢駅の鼓門(つづみもん)はテレビで見ていたけど実際に見れてとっても感激したとスマポで沢山写真を撮って友達に見せるんだと嬉しそうでした。

サンタさんのプレゼントはソフトテニスのラケットだったと言う話もしてくれました。

スマホでそのラケットの写真を見せてくれたりして本当に可愛い〜

まさかこの年でサンタさんが存在していてプレゼントをくれたなんて思っていないだろうけど

「どこに置いてあったの?」と私が聞くと

「毎年お風呂場だよ」と嬉しそうに話すチビ。

そんな話を聞きながら家に到着しドアを開けるなり
大きな声で「ただいま〜」と言って靴を脱ぎ真っ先に仏間へ行ってお仏壇に挨拶。

やっぱり自分の家はここだと今も思っているチビが可愛い・・・・

2日の夕方帰るまで私はチビと一緒の時間を楽しみます。


さて今年一年お世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 
| - | comments(0) | - | すずめ |
バックに染料を入れました
いつもは組み立てる時は骨組みを張るのに両綿テープを使っていたのですが 今年は糊とボンドをミックスしたもので張りました。

理由はお猿さんの身体全体の毛の色の濃淡を出したくて(ぼかしたくて)水を多く塗りすぎて紙がその部分が縮んでしまい全体に皺が出来てしまい(縁の部分の紙がだぶってしまい)両面テープではその皺部分をカモフラージュ出来ないと思ったからです。

テープなら手先が汚れないできれいに紙が貼れると思ったので糊で貼るのが心配でしたが濡れタオルで指に付いた糊を拭きながら貼ったのできれいに仕上がりました。


組み立てが終わりバックに赤の染料を入れました。

       

「大入」の字の縁に染料を入れながらそこが乾かないうちに全体に染料を入れるのは一人では大変で この作業をしている時は暖房を消すくらいにしないと暖かいとすぐに染料が乾いて 次に塗った所がクッキリと跡が付き仕上がりが良くないので夫と私とで進み加減を見ながら染料を入れて行きました。

ここが一番気を付ける所で筆に染料を付け過ぎると滲んでしまうので何年やってもしんどい作業です。


さて明日は仕上げの作業で糸目糸を付けます。
 
| 干支の凧 | comments(4) | - | すずめ |
お猿さんに色を入れる
黄色・茶色系の染料を少しずつ絵の具を溶く皿に出し色を合わせました。

先ず色を入れる所に筆で水を塗り薄い色から順に濃い色を重ねて行き濃淡をつけました。

ぼかすと言う技術がないので毎年この色付けに筆が進まないのです。

1枚ずつ色を入れて仕上げてから次に行くか または5枚とも同時進行で同じ所に塗れば良いのではないかと思ったり にわか絵師の気持ちがフラフラしましたが1枚ずつ仕上げることに決めました。

そしてやっと一枚仕上がりました。と言っても顔を抜かした身体部分だけですが笑っちゃうくらい時間が掛かりました。

        

こうして5枚ですがお天気の良い日は菜園に行ったりでやっと絵を描き終わりました。

さて明日からは組み立て。

絵を描きながら「これで私のすることは終わり」と念仏を唱えるように心の中で言っていましたがやっぱり手伝いましたけどね。

  
| 干支の凧 | comments(2) | - | すずめ |